うつ病の症状と治療法について

うつ病とは？

うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。

もちろん、健康な人でも強いストレスや不安を感じると気分が沈み、落ち込んで憂鬱な気分になってしまいます。

しかし、その落ち込んだ憂うつな気分や無気力な状態が2週間以上続き、その気持ちがなかなかなかなか晴れず、日常生活に支障を来してしまう場合は、うつ病の可能性があります。

うつ病から回復するには早期治療が大切です。

治療開始が遅くなればなるほど、症状が進行して重くなります。

そうなると仕事でのミスが増えたり、イライラしたり落ち込みやすくなったり、家事ができなくなったりしてしまいます。

会社での同僚や上司、親や子供との関係がぎくしゃくしてしまいます。

そうなると、社会生活になじめず、どんどん自分が働ける場所が少なくなるなど、あなたの社会生活での損失が大きくなります。

だからこそ、うつ病は早期治療が大切なのです。

うつ病は、精神面と肉体面でそれぞれ症状が出ます。

うつ病は脳がうまく働いてくれないため、心身に様々な不調をもたらします。

ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じ、時に体にも問題を引き越します。

そのため、普段なら乗り越えられるストレスよりも辛く感じられるという、悪循環が起きてしまうのです。

うつ病のサインに気づいたら、1日でも早く病院で診察を受け、治療を開始しましょう。

うつ病の治療は「十分な休養」と「適切な薬による治療」と「カウンセリングによる心理療法」の3つの柱が基本となります。

特に重要なのは、うつ病治療の第一選択とされる「適切な薬物による治療」を「十分な休息」と共に併用して治療することです。

適切な薬物による治療は心理面の不安定さのバランスの回復を促し、十分な休息と併用することで、うつ病の回復のスピードが上がり、日常生活や社会生活の改善が早くなります。

当院では、十分な休息を重視した上で、患者様の症状によって必要な薬物治療を提案させていただいております。

まずはぜひ一度、診療にお越しください。