自閉症スペクトラム(アスペルガー)の症状と治療について

自閉症スペクトラム(アスペルガー)とは?

アスペルガー症候群とは、自閉症スペクトラムに分類されている疾患です。

・社会的コミュニケーションの障害
・限定された反復的な行動・興味(こだわりの強さ)
という自閉症の特徴を持ちながら、会話や言語・記憶などの能力には大きな障害がみられることがない状態を指します。

読み書き・計算といった能力はむしろ得意としていることもあり、反復した練習で能力を磨いていくような分野である歴史や数学、言語などでは好成績を残していることも多くあります。

アスペルガー症候群の方が苦手なのは、他者との関わりの中でのコミュニケーションや振る舞いです。

読み書きなどの能力は優れている、一方で他者との関りが不得意なために、相手からの期待は当初は高かったのに、後ほどで“空気が読めない”、“自分のことしか考えていない“といった評価を意図せず受けてしまうのです。

どんな症状が起きるの

  • 空気が読めない
  • ごまかすのが苦手
  • 抽象的な表現が分かりづらい
  • 特定の興味や行動がある

アスペルガー症候群にはこのような症状がみられます。

突然相手を意図せず怒らせてしまったり、自分が怒られたりなどを繰り返しているうちに、自分の自信が低下してしまうことが多いです。

それによって、傷つかないように相手と深入りをして話すことを避けたり、また人と関わらなければならない状況に大きなストレスを感じて適応障害・うつ病などを併発してしまうのです(二次障害)。

アスペルガーの治療について

アスペルガー症候群の治療は、違和感となり得る「自分の不得意なところ」はどこにあるのかということを知り、その症状と上手に付き合うことが大切です。

また、どういうところが得意で強みになっているのかという点も把握する必要があります。強みを大きく生かせるような職場に変えるなどの環境調整を行うことも重要です。

そのため、心理療法・カウンセリング治療・行動療法などが有効な改善策となります。

また、アスペルガー症候群に適応障害・うつ病などの二次障害が生じている場合には、抗不安薬や抗うつ薬などを用いた薬物療法も選択されます。

自己判断をなさらず、まずは一度お気軽に診療にお越しください。

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