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働く人のメンタルヘルス

職場・仕事が原因で
精神的につらい方へ

仕事環境での人間関係の悪化や、ハラスメント、いじめなどの問題に直面し、出勤に恐怖を感じていませんか。また、失職や経済的困窮、健康上の理由で働けないなど、生活の基盤が揺らいでいないですか。
心の健康、つまりメンタルヘルスは、身体の健康と同様に仕事を円滑に進める上で欠かせない要素です。しかし、近年の社会情勢の変化により、心の健康を維持することが以前にも増して困難になってきています。
雇用環境の変動に伴い、働き方や従業員の心理状態も大きく影響を受けています。多くの労働者が職業生活や仕事に関連して強い不安やストレスを抱えているのが現状です。
さらに、精神障害に関する労災の申請件数や認定件数が増加傾向にあることも懸念されています。このような状況下で、職場におけるメンタルヘルスの重要性が一層高まっており、積極的に心の健康を促進する取り組みが求められています。
自己肯定感や生きる意味を疑問に感じる前に、職場・仕事に関するお悩みがありましたら誰かに相談することが重要です。当クリニックでは、経験豊富な精神科専門医と専門スタッフ(臨床心理士・公認心理師)が心の回復と職場復帰をサポートします。お悩み事がありましたら、当クリニックまでご気軽にご相談ください。


職場・仕事のストレスの原因

職場・仕事のストレスの原因としては、下記のようなことが考えられます。

仕事の量・質

過度な業務量

長時間労働が常態化しているほか、締め切りに追われる日々が続く、休日出勤や残業が頻繁に発生していましたら、過度な業務量になっているサインかもしれません。

仕事の難易度

能力とのミスマッチ(簡単すぎる、または難しすぎる)、新しい技術や知識の習得が追い付かない、責任の重さに見合わない権限しか与えられていないなどありましたら、仕事の難易度が能力と合っていないかもしれません。

職場の環境

物理的環境

騒音や温度、照明など作業環境が合わない、休憩できるスペースが不足しているなどといった環境で働く場合、それが精神的なストレス、身体的な不調に繋がっているかもしれません。

心理的環境

自由度が低く、不適切な評価基準、成果主義、意見を言いづらい雰囲気がある職場は精神的なストレス、心の健康に悪影響を及ぼしている可能性があります。

人間関係

上司との関係

立場を利用した威圧的な発言・行動(パワーハラスメント)やコミュニケーション不足、適切な指導やフィードバックの欠如などは、日々精神的なストレスの積み重なりが起こっている可能性があります。

同僚との関係

チーム内で協力体制が欠如している、いじめや嫌がらせがある、過度な競争意識があるなどは、安心して働ける環境(心の健康を維持して働ける環境)でない可能性があります。

組織的要因

将来が見通せない会社や非正規雇用の増加、リストラの噂、突然の配置転換、昇進や降格などによる責任の変化、クレーム処理の増加、過度な顧客要求への対応などは安心して働ける環境でない可能性があります。

ストレスのサイン:心と身体が発するSOS

ストレスが高まると、身体的・心理的・行動的な変化が生じることが多いです。
これらのサインを見逃してしまうと、気づかないうちに状態が悪化してしまう可能性があります。
まずはストレスのサインを知り、早めにケアできるように意識しましょう。

  • 身体面:頭痛、肩こり、腰痛、不眠、胃腸の不調、疲れやすいなど
  • 心理面:イライラしやすい、落ち込みが続く、不安・焦燥感が強いなど
  • 行動面:遅刻やミスの増加、過度な飲酒・喫煙、暴飲暴食など

「最近何だかイライラしている」「眠れない日が増えた」などの小さな変化も、ストレスが溜まっているサインかもしれません。
些細な違和感に気づいたら、対策を考え始めるきっかけにするとよいでしょう。


代表的なハラスメント

パワーハラスメント(パワハラ)

上司や先輩が、職務上の地位や人間関係の優位性を利用して、部下や後輩に対して精神的・身体的な苦痛を与える行為を指します。

セクシュアルハラスメント(セクハラ)

相手の意に反する性的な言動により、不快感や不利益を与える行為を指します。

モラルハラスメント(モラハラ)

言葉や態度による精神的な嫌がらせやいじめを指します。

マタニティハラスメント(マタハラ)

妊娠・出産・育児休業等を理由とする不利益な取り扱いや嫌がらせを指します。
その他のハラスメントとしては、顧客から従業員への嫌がらせであるカスタマーハラスメント、性別に基づく差別的な言動であるジェンダーハラスメント、年齢を理由とした差別や嫌がらせであるエイジハラスメント、介護を理由に不利益な扱いをするケアハラスメント、飲酒を強要する行為をするアルコールハラスメントがあります。


休職・復職について

当クリニックでは、意欲の低下、気分の落ち込み、集中力の欠如、食欲不振、不眠、頭が重い、動悸、めまい、吐き気などの症状がみられる患者さんに対して、仕事を続けた方が良いか、一旦仕事を休み休養(治療に専念)した方が良いか話し合っていきます。
就業継続を希望される場合は、職場でのストレス対処法を考えていきます。
一方、うつ病やうつ症状などが重度で就労が困難な場合、あるいは就労により症状の悪化リスクが高いと医師が判断した場合は、休養することを提案します。
休職を提案された場合(休職が決まった場合)には、必要な手続きがございます。当クリニックでは、休職に手続き、休職中のサポートとともに、復職に向けたサポートを行っていきます。まずは安心してご相談ください。


休職から復職までの流れ

1主治医から自宅療養の診断書をもらい職場に提出

心身の状態が回復し、働けるめどが立ったら、まず精神科主治医に相談し「復職可能」の診断書を作成してもらいます。この診断書を会社に提出することで、復職プロセスが正式に始まります。主治医の診断書には「○月○日から就労可能」などと記載され、医学的に見て就労が許可できることを示します。

診断書が提出された後、最終的な復職の可否を判断するのは会社です。会社は産業医による面談結果や意見を踏まえ、あなたが職場復帰して問題なく業務に就けるか評価します。場合によっては人事担当者や上司、産業医を交えた判定会議や面談が行われ、復職日や復職条件を協議します。ここで主治医と産業医の情報交換が行われ、双方の見解を総合して会社が復職を最終決定します。

診断書について

2定期的に通院しながらゆっくり休む

会社の担当者とは1か月に1度程度、連絡を取るようにしましょう。

3症状が落ち着いてきたら、主治医と相談して復職の準備を行う

活動記録表 を用いて復職の準備を進めます。生活リズムの調整と活動量を増やすことも意識しましょう。

4主治医に復職の診断書をもらい職場に提出する

担当者と相談し、具体的な復職日を決定しましょう。

復職が決定しても、いきなり休職前と同じフルタイム勤務に戻るとは限りません。ガイドラインでも、主治医が「復職可能」と判断してから、実際の業務遂行や勤務時間の短縮、職場環境の調整が必要かを評価するよう求められています。
具体的には、段階的に勤務時間を増やす「時短勤務」や、負担の少ない業務への配置転換、あるいは数日間のリハビリ出勤を経て問題がないか確認するなどの方法がとられます。いずれも産業医と会社(人事や上司)が連携して検討し、無理のない職場環境を整えるのがポイントです。

産業医と面談が必要な場合もあります。

5 復職(復職後のフォローアップ)

復職直後が最も再燃再発のリスク高くなりますので、通院は継続するようにしましょう。

復職がゴールではなく、その後の継続的なサポートが大切です。産業医や上司、人事担当者が定期的に面談を行い、健康状態や働き方を確認し、必要に応じて就業条件を再調整することが推奨されています。復職者自身も無理を感じたら早めに声を上げ、主治医や産業医と相談することで、再休職を防ぎスムーズに仕事を続けやすくなります。


職場環境の調整や周囲への相談

仕事のストレスが自分だけではどうにもならないほど大きい場合、職場環境を調整する選択肢も考えてみましょう。

上司や同僚への相談

業務量が明らかに過多であったり、ハラスメントに近い状況がある場合は、早めに上司や人事部へ相談しましょう。
勇気がいるかもしれませんが、状況が改善されなければ心身の健康を害するリスクが高まります。
状況を具体的に伝え、調整やサポートを求めることは決して恥ずかしいことではありません。

配置転換や休職制度の活用

どうしても合わない仕事や人間関係に耐え続けるよりは、配置転換を検討したり、一時的な休職制度を利用することも重要な選択肢の一つです。
無理して続けて心身の状態がさらに悪化すると、復帰まで長期間かかるケースもあります。
社内規定や法律で定められた制度をしっかり活用し、自分を守ることも大切です。


休職中に利用できる制度

休職中に利用できる制度として、下記のようなものがございます。
地域で利用できる主な社会資源・就労支援機関をまとめました。
地域や自治体によって名称や運営形態が異なるため、最寄りの市役所や保健所、ハローワークに問い合わせてみてください。
診断書をはじめ、申請に必要な書類などありますので、書類に関しては当クリニックまでお問い合わせください。

ハローワーク(障害者専門窓口)

公共職業安定所のなかに障害者専用の相談窓口が設置されている場合があります。
ジョブコーチ支援や職業訓練などの情報も得られ、就労相談や企業紹介をサポートしてくれます。

就労移行支援事業所

障害のある方が一般企業での就職を目指すためのトレーニングや支援を提供しています。
職業訓練、ビジネスマナー、コミュニケーション訓練などが行われます。

地域若者サポートステーション

若年者(15~49歳程度)向けに、就労支援やコミュニケーション講座などを提供しています。
精神疾患を抱えている場合でも利用できるプログラムがあります。

障害者就業・生活支援センター

就労支援だけでなく、生活面の支援も含めてトータルサポートを行います。
就職後も職場定着を支援してくれるケースが多いです。

精神保健福祉センター

各自治体にある精神保健福祉の拠点です。
医療連携や生活支援、各種手続きについての相談ができます。

傷病手当金

健康保険の被保険者が病気やケガで働けない場合に受給できる制度です。標準報酬日額の3分の2相当額が最長1年6か月支給されます。

疾病手当金

労災保険給付

業務上の事由や通勤中の病気・けがの場合に利用できます。療養補償給付や休業補償給付などがあります。

障害年金

長期的な障害により就労が困難な場合に受給できる可能性があります。

障害年金

自立支援医療制度

精神疾患の治療に係る医療費の自己負担額が軽減されます。

自立支援医療制度

リワークプログラム

職場復帰に向けた生活リズムの構築や健康管理、ストレスコントロールなどを学べるプログラムです。医療機関や地域障害者職業センターなどで実施されています。


休職中の過ごし方について

休職中の過ごし方は、回復段階に応じて変化します。まずは十分な休養を取り、体調の回復を最優先します。医師の指示に従い、服薬を継続することが重要です。
徐々に体調が改善してきたら、規則正しい生活リズムの確立を目指します。軽い運動や散歩から始め、徐々に活動量を増やしていきます。読書や簡単な作業など、集中力を要する活動にも取り組むと良いでしょう。
復職準備期には、図書館で過ごすなど外出時間を延ばし、社会生活に慣れていきます。焦らず、自分のペースで回復を進めることが大切です。定期的に医師に相談し、状態を確認しながら進めましょう。


仕事中にできるストレス解消法

仕事中にできるストレス解消法として、下記のようなものがあります。ストレスをためすぎないように、日々の生活の中に取り入れていきましょう。

深呼吸

深呼吸は、簡単にできるリラックス法です。数回深く息を吸い込み、ゆっくり吐き出すことで、副交感神経が優位になり、心が落ち着きます。

ストレッチ

デスクワークの合間に軽いストレッチを行うことで、体の緊張をほぐし、血行を促進します。肩や首を回したり、腕を伸ばしたりするだけでも効果があります。

軽い運動

短時間のウォーキングや階段の昇降など、体を動かすことでストレスが軽減されます。気分転換にも繋がります。

同僚との会話

信頼できる同僚と雑談をすることで、仕事のストレスから一時的に解放されることがあります。思わぬアドバイスや情報交換も期待できます。

ストレスを書き出す

不安やストレスの原因を紙に書き出すことで、自分の気持ちを整理できます。客観的に状況を把握する手助けになります。


仕事ストレスと
上手に付き合うコツ

仕事のストレスを「ゼロ」にするのは難しいかもしれませんが、上手に軽減・コントロールすることは可能です。
以下では、日常の中で実践できる具体的なコツをご紹介します。

タスク管理で不安を減らす

タスクを「見える化」し、優先順位を明確にするだけでも、先の見えない不安が軽減されます。

  • 1日の始めにやることリストを作る
  • 締め切りや重要度でタスクを並び替える
  • 大きなプロジェクトは小さく分割して達成感を得る

こうした工夫で、段取り力と集中力を高め、余裕を生み出しましょう。

スキルアップや研修を活用する

仕事の難しさがストレスに直結する場合、研修や勉強会を受けるなどしてスキルアップを目指すのも一つの手です。
新しい知識や技術を身につけることで、自信やモチベーションが高まると同時に、成果が出たときの達成感も得られます。

コミュニケーションを円滑にする

人間関係のトラブルは、職場ストレスの大きな要因です。
相手に期待していること、困っていることを適切に伝え合うだけでも、誤解や衝突を防ぎやすくなります。

  • アサーティブな伝え方を意識する(「私はこう思う」という言い方で自分の意見を表現)
  • 「何ができるか」を一緒に考え、協力関係を築く
  • 定期的なミーティングや雑談の機会で関係づくり

良好なコミュニケーションによって、職場全体の雰囲気も向上する可能性があります。

タイムマネジメントと休憩の活用

長時間休まず働き続けると、疲労は蓄積し集中力は低下。
適度な休憩を挟みながら作業するほうが、効率や生産性も向上し、ストレスも軽減しやすいです。

  • 1時間〜2時間ごとに短い休みを取る
  • 休憩中はスマホやPCから離れて体を動かす
  • コーヒーブレイクや同僚との雑談などで気分転換

小さなリセットをこまめに行うことで、1日の疲れを最小限に抑えられます。

セルフケアの重要性:休養とリラクゼーション

仕事が大変な時ほど、自分の心身をケアする時間をないがしろにしがちです。
しかし、セルフケアは燃え尽き症候群やうつ病などを予防するうえで非常に重要な役割を果たします。

良質な睡眠を確保する

睡眠不足はストレス耐性を低下させ、イライラや落ち込みを加速させる大きな要因です。

  • 就寝・起床時間をなるべく一定にする
  • 寝る前のスマホやPC使用を控え、頭をクールダウンさせる
  • 寝室の温度や照明、寝具などを整える

質の高い睡眠が翌日のエネルギーを支えます。

リラクゼーション法を取り入れる

呼吸法やマインドフルネス、ストレッチなど、短時間で行えるリラクゼーション法を習慣化すると、ストレスの蓄積を防ぎやすくなります。
音楽やアロマと組み合わせるのも効果的です。
少しでも自分が「心地いい」と感じる時間を意識的に作りましょう。

趣味や運動でリフレッシュ

運動にはストレスホルモンを抑える効果があり、趣味を楽しむことは心の栄養になります。

  • 軽いウォーキングやジョギングで気分転換
  • 本や音楽、手芸、ゲームなど、自分が熱中できる趣味の時間を持つ

仕事のことばかり考えてしまう状態から離れることで、頭のリセットと気分転換ができます。


仕事で求められる
コミュニケーション方法

積極的な傾聴と相槌

相手の話をよく聞き、適切なタイミングで相槌を打つことで、相手の理解を示し、円滑なコミュニケーションを促進します。

ポジティブな姿勢

明るい表情や声のトーンを意識し、ポジティブな話題を共有することで、職場の雰囲気を向上させます。

相手への関心と承認

相手の興味や関心事を話題にし、良い点を積極的に褒めることで、信頼関係を構築します。

適切なコミュニケーションツールの活用

対面、電話、メール、ビジネスチャットなど、状況に応じて適切なコミュニケーション手段を選択します。

定期的な進捗共有

現在のタスクや進捗状況を定期的に共有し、チーム内の情報格差を減らします。

自己開示

適度に自分の情報を開示することで、相手との距離を縮め、コミュニケーションを取りやすくします。

ファシリテーションスキルの活用

会議などで、参加者全員が意見を出しやすい雰囲気を作り、建設的な議論を促進します。


精神疾患を持つ方が復職で抱える課題

精神障害(うつ病、不安障害、統合失調症、双極性障害など)を抱える方が再就職や復職を目指す際、以下のような課題が多く見られます。

  • 長期休職後の職場環境への適応: 職場の変化や仕事内容のアップデートについていくのが難しい
  • 職場の理解不足: 周囲が病気の特性を知らず、過剰な期待や誤解が生じる
  • 体力・集中力の不安: 症状が寛解しても、疲れやすかったり集中力が続かないなどの懸念がある
  • 人間関係の不安: コミュニケーションの取り方が分からず、職場で孤立するリスク

こうした状況でも、適切な支援やリハビリ、環境調整を行うことで、着実に職場復帰や再就職を果たせるケースは多々あります。

家族や周囲ができるサポート

家族や周囲の人ができることは、本人の自主性を尊重しつつ、適度なフォローを行うことです。
具体的には、以下のようなものがあります。

励ましよりも共感

「頑張れ」という言葉は逆効果な場合がある。代わりに「大変だったんだね」「分かるよ」と共感的に受け止める。

情報整理を手伝う

たとえば就労移行支援の案内資料やハローワークで得た情報などを一緒にチェックし、優先度や必要書類をリスト化する。

生活リズムを整える協力

朝起きる時間や食事のタイミングを共有スケジュールにして、ルーティン化をサポート。
無理強いはせず、本人のペースを尊重する。

職場とのパイプ役

場合によっては家族が職場担当者と連絡を取り、主治医の意見や本人の現状を共有する橋渡しをする(本人が同意する場合)。

家族自身のセルフケア

家族も強いストレスを抱えがち。カウンセリングや家族支援の会などを活用し、心の負担を軽減する。

社会資源を活用し、安心して復職を目指そう

精神障害者の復職には、本人の努力だけでなく、家族や専門機関、地域の社会資源との連携が欠かせません。
地域にはハローワークの障害者窓口や就労移行支援事業所、若者サポートステーションなど、サポートを得られる場所が多く存在します。
こうした機関を活用し、段階的にコミュニケーションスキルや体力面を整えながら、再発予防にも配慮して進めていくのが理想です。
家族としては、「適度な距離感と共感」「情報共有と必要なサポート」が重要となります。
復職はゴールではなく、新しいライフステージへの出発点。無理をしすぎず、必要な協力を得ながら、一歩ずつ社会との接点を取り戻していきましょう。
もし途中で不安や行き詰まりを感じたら、主治医やカウンセラー、職場の相談窓口へ遠慮なく声をかけてください。


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